2012年06月18日
放射線測定器

浪江町から簡易型放射線測定器が送られてきました。一世帯に一台ずつ、期限無しの貸与だそうです。浪江町民はこれからずっとこれを使う生活をしなければならないということでしょうか。そもそも、日常生活に放射線測定器を必要とすること自体が異常なこと、いやあってはならないことなはずです。福島では今日も何十万もの人びとが、大人も子どもも赤ん坊も放射線測定器と共に生きています。
「安全だから大丈夫」と言う学者たちが「正しく恐がる」ということを言って安全性をアピールしています。国も小・中・高校生に向けて「放射線に関する副読本」を作って安全をうたっています。その延長でしょうか、あろうことか大飯原発再稼働も決定しました。どこまで私たち福島県民の、いや日本国民の基本的人権を無視するのでしょうか。それほど経済(お金もうけ)が大事なのでしょうか。奥歯を噛み締め、涙をこらえる日々が続きます。