2013年02月04日
「明日、悲別で」

今日は仕事を休んで(子どもたちに授業日を変えてもらって)ロゼシアタ−に倉本聰の「明日、悲別で」を観に行きました。20年前に閉山した炭坑の町「悲別」の散り散りになった若者のなかに、福島の原発労働者となった者も。福島の人がいなくなった町と廃坑の町を重ねて、これからの日本の進むべき道は?と、観客に答えを迫ってくる、感動的な舞台でした。
観ていて思ったのは、羨ましさでした。たくさんの人びとをわずかな時間でつき動かしてしまう表現者の力に対して、悔しいほどの羨ましさを感じてしまいました。
福島のことを伝える使命があると思い込んでいる私自身の力不足と比べて。歯がゆい。あの様な伝達力が欲しい。
Posted by ほりせん at
23:32
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