2013年03月23日
入場行進

春の選抜高校野球が始まった。球児たちの気合いの入ったプレーは見るものを熱くさせ、ときには感動で涙腺が弛むこともある。
しかしながら、いつ頃からだろうか、あの入場行進を見る度に違和感をおぼえるようになったのは。
握り拳の甲を上にして腕を振る、行進の仕方のことだ。あれは明らかに軍隊の行進の仕方と同じものだ。以前は指を伸ばした状態での行進だったので、突然変わったときに「ん?」と思ったのを覚えている。
太平洋戦争後、68年目を迎えた今、同胞3百万の命を失ったことを忘れてしまったかのように、教育の場に怪しい影が見え隠れするように思えるのだが。
純粋な高校球児に軍隊式の行進はそぐわない。
Posted by ほりせん at
09:13
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