2013年03月06日
今日、NHKで

今日、18:10からNHK「たっぷり静岡」で放送されます。先日の同行取材の様子もあります。時間があれば見てください。
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14:04
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2013年03月06日
一年前よりも

検問所を過ぎて車を走らせていると、驚いたことに冨岡町から先の警戒区域に、盗難被害を減らす為なのか恐らくボランティアであろう監視員が二人ずつ車の中にいたことでした。国道6号と交差する主な道路の角かどに、浪江までずっといました。
一年ぶりの故郷浪江は、明らかに倒壊家屋が増えていました。わが家も傷みが進んでいました。明らかに違っていたのは、泥棒の痕跡でした。ベッドの上に置いたはずのない引出しが、重ねて置いてありました。金目の物を探したのでしょう。動物ではなく人間が、そして時間がわが家を荒らしていました。
帰りに、津波にやられた請戸地区を見て来ました。瓦礫はまだ残っていました。田んぼの中のあちこちに漁船が横たわっていました。慣れた道でも家がない道を走ると、どこを走っているか判らなくなります。船のいない港、ガランとした市場、崩れた防波堤…。そこで息子が箪笥を見つけました。中に着物が入っていたそうです。私が仲間たちと共同して所有していたプレジャ−ボート「ISOMARU III」も今はなくなってしまいました。慰霊祭が行われた場所で、亡くなった同級生の漁師や知人を思って手を合わせて来ました。
Posted by ほりせん at
02:43
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2013年03月04日
故郷は

昨夜はいわき市泊まり。ホテルの近くに昨年11月にオープンした「スプーン」で一杯やりました。スプーンは浪江町での人気店で、店長は私の釣り仲間「磯丸会」のメンバ−。一緒に海の底物からカジキまで、そして山形の渓魚釣りを楽しんだ仲間です。
土木会社を経営する同級生と、震災前の教え子が来てくれて、時間の経つのを忘れていろんな話をしました。無骨な同級生の「布団の中で泣いたことも…」。教え子の、トラウマになって心の底に横たわっている苦しみや悲しみとあの記憶。二人ともそれらを表に出さないように精一杯生きている。放射線の恐怖を感じながらも、なるべく考えないようにして。
罪深いのは、そういうことをすべてわかっていながらそのままにしている国。怒りに奥歯を噛み締めがら故郷、浪江に向かいました。
Posted by ほりせん at
00:28
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2013年03月02日
久々の一時帰宅

約一年ぶりで、浪江に帰ります。家がどうなっているか、町がどうなっているか、確と目に焼き付けて来ようと思っています。楽しみは故郷の友人と飲んで話が出来ることです。(常磐道、守谷SAにて)
Posted by ほりせん at
12:04
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