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2012年02月16日

言葉の魔力(2)


「自主避難」
自主避難とは、政府の避難指示区域外に住んでいる人が、自分の判断で避難することだが、この言葉にもまやかしがある。国が決めた避難指示区域の線引きの根拠が、放射線量ではなく単なる距離だったこと。つまり、安全性を表す線引きではないということだ。さらに国は原発事故前の10倍をはるかに超える放射線量の福島市、郡山市、二本松市などの住民をほったらかした。とりわけ放射線の感受性が高い乳幼児とその家族を置き去りにした責任は重大だ。その責任逃れを包み隠すように「自主避難」という言葉を使っている。彼らは、避難せざるを得なかったのであって、決して自分勝手に避難したのではないのだ。「風評被害」も「自主避難」も気をつけて使いたいものだ。


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Posted by ほりせん at 23:33│Comments(0)日々のこと
 
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